皮膚が薄くとてもデリケートな目の周りの肌。
市販のスキンケア商品で頑張って保湿しても
小じわが全然良くならない!
と悩んでいる人も多いですよね。
皮膚科に行けば効果の高い塗り薬を処方してもらえる
という話を聞いたことがあるけど
病気でもないのに診察してもらえるの?
と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は皮膚科で受けられる小じわ治療について
紹介していきます。
皮膚科での目元の小じわ治療
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基本的に小じわなど見た目に関する皮膚トラブルを扱っているのは
美容皮膚科になります。
美容皮膚科であれば塗り薬などだけではなく、
レーザー治療などの光治療や
ヒアルロン酸やボトックスの注入系治療など
より美容に特化した専門的な治療が受けられます。
○○皮膚科というようにクリニック名に美容が入っていなくても
一般皮膚科診療と美容皮膚科診療という風に
分かれているところもあり
その場合は美容皮膚科と同様な治療が受けられます。
一方通常の皮膚科では、クリニックによって異なりますが
塗り薬(クリーム)を処方して対応している所が多いようです。
レチノイン酸(ビタミンA)軟膏
小じわに効果的とされているのは
レチノイン酸が配合されたクリームです。
レチノイン酸(オールトランスレチノイン酸)とは
ビタミンA(レチノール)の誘導体で、
ニキビの治療などにも使われていますが、
シワなどの皮膚の老化にも効果が認められています。
レチノイン酸は肌の表面の新陳代謝を促し角質を除去するのと同時に
皮膚の細胞を活性化し、
コラーゲンやヒアルロン酸の分泌を高めることで
肌のハリや小じわを改善します。
シミを除去する効果も期待できるので
米国を始めとし日本国内でも多くの皮膚科医が治療に用いています。
ただ、こちらは即効性があるものではないので
数か月継続して使う必要があります。
1~2日1回程度顔全体に使用すると
短期の使用でも、ピーリング効果でくすみが取れますが
長期間使用することで表皮、真皮ともに厚さを増し、
皮膚のハリが出て小じわの改善が期待できるのです。
しかし、レチノイン酸には副作用の可能性があります。
レチノイン酸クリーム使用中は皮膚の角質が剥れてくるので、
一時的に皮膚が乾燥したり、刺激に対して敏感になることで
皮膚炎、炎症後色素沈着などが起こる可能性もあります。
市販で売っているレチノール配合のクリームより
高濃度になっている分効果は高いですが
そういった副作用もあるので
皮膚科での処方となっているのです。
また、念のため妊娠中の使用は避ける必要があるとされています。
まとめ
通常の皮膚科でも小じわ治療を受けられることもあります。
皮膚科での診察を受ければ
市販のものより濃度が高いクリームを処方してもらえるので
気になる方は一度相談してみるのもいいかもしれません。
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