年を取るにつれて気になってくる瞼のたるみ。
瞼がたるんでいるせいで目が小さく見えたり
年齢以上に老けた印象を与えてしまうこともあります。
小じわなどと違ってスキンケアで改善するのが難しい症状でもあるので
思い切って美容整形を受けてみようと思っている方も
多いのではないでしょうか？
ですが
- 実際にどんな手術をするのか
- 費用はどれくらいなのか
- 整形の痕が残ってしまうのか・・・などなど
気になることがたくさんありますよね。
そこで今回は瞼のたるみを改善する整形手術の方法などについて
紹介していきたいと思います。
瞼のたるみ整形は皮膚・脂肪の切除がメイン
スポンサーリンク
上まぶた
年齢とともに上まぶたが垂れ下がってくると
目の開きが悪くなります。
一度たるんでしまった皮膚を元に戻すのは難しいため
余分な皮膚や脂肪を切り取る
というのが一番効果的な治療方法になります。
メスを入れる場所によって
- 上眼瞼皮膚切除
- 眉毛下皮膚切除
という二つの手術方法があります。
上眼瞼皮膚切除は決まった二重のラインに沿って
術後の傷が目立たないように切開し、
たるんでしまった余剰な皮膚を取り除いた後
痕が残らないように細かく丁寧に縫合します。
目を小さく老け顔に見せていた目の上のたるみが取れ
若々しい印象の目元になります。
眉毛下皮膚切除は二重の線の位置で皮膚を切り取るのではなく
眉毛の下縁に沿って皮膚を切除して縫合します。
これによりまぶたに垂れ下がった皮膚は上方に引き上げられるので
上眼瞼リフトとも呼んでいます。
上瞼皮膚切除はまぶたの皮膚が厚い人だと
たるみが減ったにもかかわらず
以前よりまぶたが腫れぼったい印象になる
というリスクがあります。
その欠点を解決するために
近年広く行われるようになった方法が眉毛下皮膚切除で、
瞼縁から離れた皮膚の厚い部分を切り取って縫合するため
皮膚の薄い部分が温存されたまま
たるみが上方へ引き戻されることになり
仕上がりがすっきりと軽い印象になるのが最大の特徴です。
欠点としては、
上眼瞼皮膚切除に比べると
- 傷あとが長い
- 見えやすい
ということが挙げられますが
丁寧に縫合することによって傷跡はほとんど目立ちません。
費用は上眼瞼皮膚切除が300,000〜350,000円程度
眉毛下皮膚切除が550,000〜770,000円程度です。
下まぶた
下まぶたのたるみは加齢による
- 皮膚のたるみ
- 眼球の周りを囲む眼窩脂肪の突出
などによって起こりますが
骨格によっては若くてもたるみやくぼみが
出やすい方もいます。
上まぶたと同様余分な皮膚と脂肪の切除を行いますが
たるみの程度によって
- 下眼瞼切開（皮弁法）
- 下眼瞼除皺術（筋皮弁法）
- ハムラ法
- 経結膜脱脂法（目の下の脂肪取り）
という手術方法があります。
皮弁法は下まつげのすぐ下を切開し
たるみの原因となっている眼窩脂肪を切除した後
余剰皮膚を切除する方法で
術後の腫れが少なくたるみが軽度の人向けです。
筋皮弁法は余分な皮膚、眼窩脂肪の切除に加え
眼輪筋の吊り上げも行うので
軽～重度の皮膚たるみ、筋肉のたるみ、脂肪の膨らみ、深いシワなど
目の下の悩みをトータルに改善できます。
ハムラ法は余分な眼窩脂肪の切除だけではなく
たるみの下のくぼみ部分への眼窩脂肪の移動・固定も行い
その後眼輪筋の吊り上げ、余剰皮膚の切除をします。
脂肪を移動させることにより凹みも改善できるのが特徴です。
経結膜脱脂法は下まぶたの裏の結膜側から
眼窩脂肪を取りだす方法で
皮膚表面に傷が残らないというメリットがあります。
費用は皮弁法、筋皮弁法、経結膜脱脂法が300,000円～350,000円程度
ハムラ法は450,000円～500,000円程度です。
瞼のたるみを切らずに治す方法はないの？
たるみは気になるけどメスを入れるのは不安・・・
という方も多いですよね。
実はレーザー治療でもたるみ改善の効果があります。
熱を加えることで皮膚のたるみを引き締めることができるのです。
熱で縮んだコラーゲンを治そうと新陳代謝が起こり
新しいコラーゲンが生まれるので皮膚に弾力が生まれ
リフトアップ効果も得られます。
費用は機械によって全く異なり
1回1万円以下のものから
1回10万円前後のものまで様々です。
重度のたるみを改善することはできませんが
たるみが軽度であれば十分効果が得られる方法なので
気になる方は一度カウンセリングに行ってみるのも
いいかもしれませんね。
スポンサーリンク
