メスを必要としないプチ整形として人気のヒアルロン酸注射。
ヒアルロン酸を気になる部分に注射で直接注入することで
肌がふっくらと潤い、シワの改善が期待できます。
美容クリニックのホームページなどを見ると
たるみにも効果的とされていますが
実はヒアルロン酸で目の下のたるみを改善するのは難しい
という意見もあります。
そこで今回はヒアルロン酸だけで目の下のたるみを改善できるのか
調べてみました。
ヒアルロン酸注射で目の下のたるみを改善する仕組み
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目の下のたるみは加齢による眼窩脂肪の突出が主な原因です。
眼球の周りには眼窩脂肪という脂肪があるのですが
加齢により眼球が下に下がり
それによって押し出された眼窩脂肪が
目の下のたるみとしてあらわれます。
たるみによって皮膚に凹凸ができるので
それによって黒クマとも言われる影ができ
とても老けた印象になります。
肌にハリがあればそこまで目立ちませんが
ハリや弾力がないと皮膚自体も垂れ下がるので
余計に目立ってしまうのです。
ヒアルロン酸注射は
垂れてくぼんだ部分やふくらみとの境目部分などに
ヒアルロン酸を注入することで
目の下の凸凹を解消しフラットにすることで
たるみを改善するという治療法になります。
ヒアルロン酸を入れることで物理的に
皮膚を押し上げヘコミをなくすだけではなく
保水力の高いヒアルロン酸を入れることで
肌にうるおいが生まれハリもてきます。
ただ、ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていくので
効果を持続させたい場合は
定期的に注入する必要があります。
ヒアルロン酸注入が目の下に向かない理由
目の周りの皮膚はとても薄いため
注入する量やヒアルロン酸の種類が合っていないと
ボコボコしてしまったり
膨らみ過ぎてしまったりする場合があります。
そのため皮膚の厚い他の部位よりも
- イメージ通りに仕上がらない
- 不自然になってしまう
可能性が高くなってしまうのです。
また、たるみによってできた目の下のしわ部分そのものに
ヒアルロン酸を注入してしまうと
筋っぽくなったり、注入したところの下に
新たなしわができてしまったりすることが多いです。
皮膚のたるみ、だぶつきがほとんどない状態であれば
上手くいく可能性もありますが
皮膚が伸びてしまっているとヒアルロン酸注射だけで
たるみを改善するのは難しいです。
ヒアルロン酸を入れることでたるみができる可能性も
ヒアルロン酸注射は10分程度の施術で終わり
痛みやダウンタイムも少ないことから
エステ感覚で気軽に施術を受ける人が多いです。
たるみを改善する以外でも
涙袋を作ったり、シワを改善したりするために
若いうちからクリニックに通う人が増えてきました。
ヒアルロン酸自体は人間の体内に元からあるもので
安全性も高いですし
注射で注入するだけなので簡単そうですよね。
しかし目の下のヒアルロン酸注入ですが、
この部位は簡単そうで意外と難しい部位です。
その人の皮膚の薄さ、注入する部位にもよりますが
目の下のきわに近い部位はかなり繊細なヒアルロン酸を
注入しないといけません。
量が多いと
目の下に蚊にさされたように膨らみが出て
脂肪でたるんだ人のようになり
施術前より老けた印象になってしまう場合があります。
また、すでにたるみが出ている人だと
ヒアルロン酸を注入したことで重力により下方にタルミが移動して
横に深いしわが残ってしまうことも。
目の下は非常に皮膚が薄い部分なので
入れたヒアルロン酸が逆にたるみの原因になってしまうのです。
目の下のたるみを改善するのに最適な治療法は？
目の下（下まぶた）のたるみを改善するのに
効果的と言われているのは下目瞼切開です。
メスを入れて余っている皮膚を切り取ったり
ふくらみの原因である脂肪を除去します。
メスを使わない注入系の治療と比べると
費用も高額で負担も大きくなりますが
大幅な改善が見込めます。
ヒアルロン酸注入はお手軽ですが
目の下に行うのはリスクを伴いますので
安いからと安易に決めず、医師にきちんと相談してみることが大切です。
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