目元のしわを同じくらい悩んでいる方が多いのが目の下のクマ。
私も学生の頃からクマがひどく困っています。
頑固なクマの場合はレーザー治療しかない
という話もよく聞くのですが
そもそもレーザーでクマは消せるのでしょうか?
今回はクマに対するレーザー治療の仕組みについてなどを調べてみました。
レーザー治療の仕組み
スポンサーリンク
まず、クマは大きく分けて3つの種類があります。
- 血行不良が原因の青クマ
- 色素沈着が原因の茶クマ
- たるみやくぼみによる影が原因の黒クマ
この中でレーザー治療が効果的とされているのが
青クマと茶クマです。
クリニックが扱っている機械によって違いはありますが
レーザー光治療器は肌表面の角質層及び表皮から
内側の真皮上層に働きかけます。
真皮上層に作用して血行を促すことにより
目元の青クマを解消する効果があります。
さらに、表皮層に働きかけることで
ピーリング効果やターンオーバーを促す効果も期待できます。
レーザー治療はシミの改善などに
よく使われることからもわかるように
シミ・色素沈着の原因である
メラニン色素の排出を促すとともに
皮膚の再生を早めるのが主な作用なので
3つのクマの中でも茶クマに一番効果的な治療法と言えます。
そして、レーザー治療では黒クマの改善はあまり期待できません。
黒クマの影は目の周りの筋肉(眼輪筋)の衰えによる
下まぶたの脂肪のふくらみ
皮膚のたるみなどが原因なのですが、
レーザーでそれらを大幅に改善するのは難しいからです。
光を当てることでコラーゲンの再生を促し
それによって肌にハリが生まれ小じわは改善されますが
大きく伸びてたるんでしまった皮膚を戻すことはできません。
目の下のふくらみがきになる場合は
切開して脂肪を除去したり皮膚を引き上げる施術の方が
効果的とされています。
レーザー治療の費用・痛みなど
美容クリニックが扱う機械によって様々ですが
1回5万円以下で効果を実感するまで
数回通うタイプのものが多いです。
治療中も痛みも少ないものが多く
ダウンタイム(回復までの期間)もほとんどないのが魅力です。
照射後赤みやほてりが出る場合もありますが
1時間程度で自然と治まるので入浴、洗顔も特に制限はありません。
治療直後からメイクできる場合がほとんどです。
ただ治療後は紫外線の影響を受けやすくなるので
しっかり日焼け対策をする必要があります。
レーザー以外の目の下のクマ治療
色素沈着が原因の茶クマの場合
塗り薬という治療法もあります。
ハイドロキノンやレチノイン酸といった
- メラニン色素の排出
- ターンオーバーの促進
- ハリ改善
に効果的な成分が配合されたクリームを
長期的に使用することで
色素沈着を改善する効果が期待できます。
クリームの料金は成分の配合量によって異なります。
また、目の下(下まぶた)が膨らんだりへこんだりしていることで
影ができている黒クマの場合
脂肪を除去・注入するという治療法があります。
特に年齢を重ねると眼球の周りの脂肪(眼窩脂肪)が突出し
影が目立つようになるので
飛び出た脂肪を除去することが多いですね。
ただ、脂肪を除去するだけだと
目の下と頬の間などに溝ができる場合があるので
脂肪を注入することで溝を埋めて
なだらかにするとよりキレイな仕上がりになります。
料金はだいたい35万円~と高額ですが
変化がわかりやすい治療法になります。
目の下のクマ治療まとめ
一口に目の下のクマと言っても
クマの種類によってそれぞれ最適な治療法が異なりますので
悩んでいる方は一度カウンセリングに行ってみるのも
いいかもしれません。
最近ではクマに力を入れているクリニックも増えてきました。
そういった所だと症例数も多く経験も豊富ですし
きちんと自分にあった治療法を提案してもらえるのでオススメです。
スポンサーリンク