メスを使わないヒアルロン酸注射は、プチ整形とも呼ばれ、スキンケアの一環として定期的に施術を受ける人も増えてきているようです。
お値段も通常の整形手術より安く、入院なども必要ない手軽さが大きな魅力ですよね。
ヒアルロン酸注射は目元のシワや口元のシワ、ほうれい線改善に効果があると言われていますが、まれに失敗することもあります。
特に目尻などの目の周りは失敗が目立ちやすい場所でもあります。
そこで今回は失敗したら実際どのような感じになってしまうのか、失敗したらどうすればよいのかを調べてみました。
目尻のヒアルロン酸注射の失敗例
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ボコボコ
目の周りは顔の中でも特に皮膚が薄く、非常にデリケートです。
そのためヒアルロン酸注射を注入した箇所がボコボコしてしまう確率が他の場所より高いようです。
昔に比べこのような症例は全体的に少なくなってきたのですが、鼻や目の周りには今でも時々見られるみたいですね。
ヒアルロン酸は時間が経てば徐々に体内に吸収され目立たなくなりますが、すぐに元に戻したい場合はヒアルロン酸溶解注射で簡単に溶かすことができます。
ただ、ヒアルロン酸に混ぜ物がしてある薬剤の場合は、キレイに溶かせない可能性があるので注意してください。
ヒアルロン酸注射の効果の持続期間はだいたい3ヵ月程度と言われていますが、他の成分を混ぜることにより持続期間を伸ばしているクリニックもあります。
施術を受ける前に使用する薬剤について確認することも大切です。
また、ヒアルロン酸を溶かす薬(ヒアルロニダーゼ)はまれにアレルギー反応が出ることがあるので、事前にテストをして問題ないかを確認する必要があります。
内出血・腫れ
他の失敗例としては、内出血やあざができてしまったり腫れがひかなかったりといった症状があります。
施術当日や施術後数日間内出血や注射の後が目立つことはよくありますが、通常1週間程度すれば徐々に目立たなくなります。
ですがまれに殴られたようなあざが消えないといったこともあるようです。
まずは施術を受けたクリニックに連絡し、場合によっては他の医療機関で診てもらうことも必要です。
チンダル現象
「チンダル現象」とは、ヒアルロン酸を注入した部分が光に透けて見えることです。
整形したことが周りにばれてしまうので困りますよね。
チンダル現象は皮膚の浅い位置にヒアルロン酸を注入した場合に起きやすいので、目元の施術の際に起こりやすいと言われています。
どうしても気になる場合は、先ほどと同様「ヒアルロニダーゼ」で分解していきます。
まとめ
ヒアルロン酸注射は安全性も高く手軽に施術を受けられるのが魅力ですが、失敗する可能性もゼロではありません。
特に皮膚が薄くデリケートな目元は失敗が目立ちやすい場所でもあります。
値段だけで判断せず、ヒアルロン酸注射の実績の多いクリニックで経験豊富な医師に施術してもらうのが安心です。
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